将来性のある業界比較を
転職時に、目指している業界が明確である場合は良いですが、そうでない場合は業界の比較から仕事探しをした方が賢明です。全ての仕事が波に乗っているという訳ではなく、勢いのある分野とそうでない分野が混在しています。仕事への就きやすさを考えると、勢いのある分野は人手が不足しているので容易に転職できる可能性が高いです。勢いのない分野は人の募集があまり行われないので難しいです。もちろん、社会や時代と言うのは栄枯盛衰なので現在勢いがあっても数年後はどうなっているか分かりません。時代の流れを読むのは簡単なことではありませんが、なるべく衰退から遠そうな業界が狙い目です。
例えば少子高齢化に歯止めがかからない内は介護関連の仕事が必然的に豊富になるので衰退する可能性は低いです。当然同業者同士の戦いというのもあり、他の業者にお客様をとられたら運営が困難となります。そのため転職活動で一番最後に考えるべきは各会社の状況や立場についてですが、最初からその事だけを考えて活動すると全体像が見えてこないので好ましくありません。また、全体像を把握すると入社してからも役に立ちます。社員としてこれから所属する会社を盛り上げる為には改善点を把握しなければいけません。その改善点をある程度把握することによって研究熱心な社員だと思われて期待される可能性があります。新卒で初めて社会に出る訳ではないので、しっかりと考えて行動したいものです。